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通販事業 部署統括者対談 仕入企画課×マーケティング課

通販事業 部署統括者対談 仕入企画課×マーケティング課

プロフィール

加藤 航太

1983年生まれ。2014年に中途社員として大網株式会社に入社。
あみあみ事業部仕入企画課統括/課長。
キャラグッズ・雑貨などの仕入を担当している。

加藤 航太

小林 裕児

1987年生まれ。2010年に新卒社員として大網株式会社に入社。
あみあみ事業部マーケティング課統括/課長。
販売管理・販売企画・中古販売を担当している。

小林 裕児

インタビュアー…入社1年目の新入社員。新卒。

経歴紹介

──お二人の経歴を聞かせてください。

加藤私は中途入社で、大網は4社目の会社になります。
最初に入ったのはゲーム会社で、そのときは総務の仕事でした。

──総務ですか?

加藤元々ゲームとかアニメが好きで、とにかくその業界に入りたいなと思っていたので。その後食品系の会社に転職しましたが、やっぱり一番興味のあるエンタメに関する仕事がしたくて、今度はキャラクターホビーの問屋に転職しました。そこで大網の営業担当になったんです。

──大網との接点が生まれたわけですね。

加藤その後営業から仕入の担当になりましたが、だんだんと「自分が仕入れたものを自分で売りたい」という気持ちが強くなって、バイヤーとして大網に転職しました。

小林私は新卒として、2010年に大網に入社しました。入社後はまず研修として仕入とカスタマーサポート業務を兼任して、その後仕入企画課所属となりました。そこではバイヤー業務と併せて、amazon支店業務を担当していました。

──支店管理は、現在マーケティング課の仕事ですよね。

小林当時の大網には今ほど人数もおらず、1人がいろんなことやるのが当たり前だったんです。そこにマイナスな気持ちは無くて、むしろ「いろんなことをやらせてもらえて面白いな」っていう感覚でしたね。

加藤私はバイヤーとしていろんなジャンルを担当することはありましたけど、小林さんほど全く色の違う仕事を同時にしていたことはないですね。

小林その後、支店業務や出品業務を仕入企画課から切り分ける形でマーケティング課が新設されて、私は統括に任命されました。マーケティング課は、通販の中の「販売」に関する業務かつ、仕入企画課の手が回ってないところを発展させた部署として形になっていった、という風に思っています。

仕入企画課

仕入企画課は問屋さま・メーカーさま・
社内の他部署との関係構築を通じて、
他店との差別化やヒット商品作りを目指しています。

マーケティング課

マーケティング課は本店の販売設定・支店運営
などを通じて、あみあみの売り上げを伸ばしています。

大網でのキャリアについて

──現在同じ「統括」という立場ですが、ご自分のどんなところが会社に評価されたと思いますか?

加藤会社が進めたいこととか、やらなくちゃいけないことに対して、満遍なく対応できるところが、私と小林さんの1個の共通点じゃないかなぁと思います。

小林そうですね。前の話でもあったように、私は業務の兼任が多くて。それをこなせていたからこそ、いろいろ任せてもらえたのはあるかもしれません。あとは会社や部署内で問題が起きたときに、まずはよく観察して、そこから構造的な改善点に目を向けることは意識していました。「根本的に、どうすれば良くなるのか」を頭の中で考えて、疑問があれば他の部署まで質問しに行ったり。

加藤確かにそれは大事ですね。組織の構造を理解して、「どうやったら話が進められるか」を明確にしていかないと、やりたいことがあってもスタートすらできずに終わってしまうので。

小林はい。大網全体の業務構造を積極的に知ろうとしたことは、これまで一貫してやってきた部分ですね。

──振り返って、「これは自分の実績になった」と思われているエピソードはありますか?

小林うーん……(笑)強いて言うなら、仕入企画課のバイヤー時代に鉄道模型ジャンルの売り上げを伸ばしたことは、今でも評価いただくことが多いですね。当時鉄道模型はあみあみで最下位に近い売り上げのカテゴリーだったんですけど、私が仕入を担当しているときに大きく伸ばすことができて。今ではあみあみの中でも多く売り上げを出しているジャンルの1つにまで成長しています。

──それはすごいですね!

小林鉄道模型の消費行動自体が変わったり、もちろん外部要因も多かったと思いますが。それからマーケティング課としては、amazonの新機能が導入されたときに、システム部門とかいろんな人に協力をいただきながらその機能を実装して、結果あみあみのamazonでの売り上げを雪だるま式に伸ばすことができました。それがきっかけで賞を獲ったりもして。授賞式に副社長(あみあみ事業部長)を連れて行ったときなんかは、自分でも「やったな」と(笑)それが自分の中で自信にもなったので、印象に残っていますね。

──加藤さんはいかがでしょうか。

加藤(小林さんのようなエピソードは)ないです!(笑)1つ挙げるとすれば……大網の実店舗ができたばかりのころに、初めてイベントをやった話ですかね。当時まだあみあみの実店舗内では、イベントを開催したことはなくて。売場のスタッフと私で商品棚をたくさん動かして、半日で店内に無理やり催事スペースを作りました(笑)

──ラジオ会館店のイベントスペースは、加藤さんが発端だったのですね。

加藤今ではSP課(セールスプロモーション営業企画課)の協力もあって、正式に大きなイベントスペースとなり、いろんなコンテンツのイベントをお声がけいただけるようになったので、すごく進化したなぁと感じますね。店舗のイベントは通販側のフェアともつながることがあるので、そう考えると自分の中でも頑張ったことかなって思います。

表彰

ホビー通販事業での売り上げ・取り組みを、 各ショッピングモールや団体から表彰いただいています。

「あみあみ秋葉原ラジオ会館店」内のイベントスペース

「あみあみ秋葉原ラジオ会館店」内のイベントスペース。 人気作品のポップアップストアを順次展開中。

大網と業界の特徴について

──「大網」「あみあみ」の特徴は何だと思いますか?

小林やっぱりうちの会社は「大きすぎず、小さすぎず」っていうところが、とても面白いところだと思います。

──「大きすぎず、小さすぎず」ですか?

小林大企業だと1人の人間がアクセスできる情報や反映できる想いは少なくなりますが、大網の場合は「個の考え」が大事にされていて、どんな立場でもいろんな新しいことチャレンジできる環境だと思います。一方で、そうやってチャレンジしたことが成果として見えにくいほど事業の規模が小さすぎない。やりがいも見出しやすい会社なのかなと思います。

加藤チャレンジも好き勝手やらせるわけじゃなくて、ちゃんと周りの人がフォローしてくれるので、不安にならずに突き進むことができますよね。楽しくもあり、安心もできるところが大網の特徴だと思います。

小林あとは、「作り手の方々を大事に考えていること」が挙げられると思います。販売店って、商流の中では一般的に強い立場と言われますが、うちは商材(ホビー)が好きなスタッフが集まっているというのもあって、リスペクトの考えが根付いていると思います。だからこそ仕入先と良好な関係を築いたり、商品を丁寧に扱ったり。メーカーやクリエイターに寄り添った販売店というのが大網の特徴だと思います。

加藤そうですね。私も大網は人と人との距離が近い部分があると感じます。エンタメ業界の全体的な特徴ではあるんですけど、大網はよりその傾向が強いですね。

──「距離の近さ」は業界全体の特徴でもあるのですね。他にも業界の特徴があれば伺いたいです。

加藤「感情」とか「感覚」、言い換えるなら「何が好きか」っていう要素が与える影響が強い業界だと感じます。
それは大網みたいな販売店に限らずメーカーさんもですね。売り上げとかの数字はもちろん大事な要素なので、加味はするんですけど、それだけじゃなくて「面白さ」を追及している部分が強い。

──ホビーやエンタメに思い入れのある方が多い業界ならではですね。

加藤あとは、日々流行り物が変わるのも特徴ですかね。最近だとVTuberとか。これまで想像もできなかった世界観や設定が突然出てきて流行っていますよね。

小林そうですね。それこそ女性が好むタイトルの分析は、かなり苦労した経験があります。少し前だと、知名度があまり高くなかった作品が急激にヒットすることがよくあったんですよね。そうすると商品もどんどんリリースされるのですが、店舗に出すころには次のヒット作品が出てきて……。今はだいぶ安定してきたのと、多少傾向もあるので全く予想できないわけではなくなりましたが。

加藤感覚として「昨日までたくさん売れていたものが、翌日から急に売れなくなった」みたいなことはあります。そこはちょっと苦労する部分で、驚くところでもありますが、小林さんが言っていたように傾向はあるので、しっかり対応できるように体制は整えているつもりですね。

──なるほど……ではズバリ、加藤さん的に次に来る商品・作品は何ですか?

加藤それがわかれば1,000個発注してますよ!(笑)

小林さん

これからの「あみあみ」について

──今後「あみあみ」をどのようにしていきたいとお考えですか。

小林私としては、さらにフィギュアの品揃えを強化していきたいですね。仕入企画課では限定特典を付けたりして、フィギュア・ホビー専門店としての強みを生かしていると思います。なので、マーケティング課の方では常に人気の作品で新品の流通が少ないフィギュアを中古で取り揃えるなど、品揃えを充実させることで、より自信を持って「あみあみは専門店だ!」と言えるようにしたいです。

加藤やっぱりお客さんの意見を聞くと、まだまだ扱い切れてないなと思うものはたくさんありますよね。特に最近のホビー業界ではメーカーさんが直販をする動きもたくさん出てきているので、そういう状況の中だからこそ仕入や販売を強化したいです。

──より多くのお客様の要望に応えられるようにしたいということですね。

加藤そうですね。あとは単純にユーザーを増やしたいです。今は普通に誰もがアニメを見ている時代だと思うんですけど、その人たちの中でもあみあみのこと知らない人はたくさんいます。あみあみにはフィギュアを買ってくださるユーザーは多くいらっしゃいますが、若者向けのコンテンツや、女性向けはまだまだアプローチできていない部分ですね。小林さんは他に何かありますか?

小林そうですね……ゲーム系とかは結構感じます。ゲームからあみあみに入ってきた人はかなり多くて、新規のお客さんの入り口になっているジャンルだと思っているんですが、毎日サイトを観察する中で「もっと取り揃えられる商品はあるんじゃないかな」とは感じています。

──お二人の今後の展望を実現するために、今必要だと感じていることはありますか?

小林チーム力を高めることが必要だと感じています。今の年齢になったからこそ感じる部分ではあるんですけど、1人ができることは限られているのに対して、チームの力ってすごく強くて。現在のマーケティング課というチームでは、いろんなことができるようになってきたので、そう思います。

加藤私はサービス面だと、店舗のイベントや特典の施策にしても通販に関しても、ホビーの法人として大網ができていない部分はたくさんあると思うので、何が来ても対応できる体制を作りたいなと思っています。そのためにはやはり小林さんが言っていたチーム力の強化も大事だと思うので、足りない人員を確保しながら扱う範囲を広げていきたいですね。

加藤さん

若手(新しい人)に期待すること

──大網に新しく入る方に期待していることはありますか?

小林新しく入ってきた方に期待することとしては、「大網のビジネス」に詳しくなってほしいということですね。自分の担当外の分野……例えばシステムに関することとか、そういった知らない知識も積極的に身に付けて、組織としての大網を知ろうとする姿勢は持ってほしいなと思います。

加藤私としては、新しい人だから思いつくアイデアもあると思うので、相手が先輩だからと言って変に気を遣わずに、しっかりと自分がやりたいこと・叶えたいことを言葉に出してほしいです。長く働いているとどうしても考えや意見が偏って周りが見えなくなってしまうので。小林さんが言っていたようにいろんな知識を吸収しつつ、自分をしっかりと発信する……というのが、新しい人に求めることかなと思います。

小林私自身新卒として入社しているので、やっぱり新しく入ってきてくれた人には活躍してほしいなっていう気持ちがあります。そういう気持ちから、最初の配属でマーケティング課に入ってくれた新人の指導には、結構熱が入る方ですね(笑)初めて入る部署として、安心して過ごしてもらえる環境にしたいとは、統括として考えています。

加藤そうですね。自分の仕入企画課は中途も新卒もたくさんいる部署なのですが、本当にそれぞれいい意味で考え方が違って、お互いを補うことができているなと思います。これから大網に入る方にも遠慮なく意見をどんどん言ってもらって、既にいる人たちの間に入ってくれるといいですね。大網は新しい方でも自分のやりたいことを発信できる環境だと思うので、叶えたい目標がある方とこれから一緒にお仕事ができるのを楽しみにしております。

小林会社はどんどん成長して大きくなっていますが、大網は変わらず柔らかい人が多いですよね。何でも、いろんな人に相談していける環境だと思います。ぜひ入社して、楽しい大網ライフを送ってください。

──ありがとうございます。これからどんな方が大網の門を叩くのか、私も楽しみです!

加藤さんと小林さん

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